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■うつ病の原因とは

原因ははっきりと解明されていませんが、いくつかの要因が影響してうつ病を発症すると考えられています。

第一には、生物学的要因です。ノルアドレナリンやドーパミン等の神経伝達物質、各種ホルモンが関係していると言われています。

最も有力な説はセロトニンという神経伝達物質が関与していると言われています。

また女性の場合、女性ホルモンも関与していると考えられています。

妊娠や出産や閉経で女性ホルモンが減少すると、うつ状態など精神的に不安定な状態になると言われています。

第二には遺伝です。

ただ、うつ病へのなりやすさが遺伝するとされており必ず遺伝するというわけではありません。

遺伝以外によって引き起こされているケースも多く、社会心理的影響も多々あります。

第三には心理社会的要因です。

職場での人間関係の悪化、仕事での異動、転勤、家庭内の問題、経済状況の悪化、過労、大切な人との別れ等。

女性の場合は結婚、妊娠、出産、子供の結婚、嫁姑問題などもそうです。

これらの生活環境の変化による過剰なストレスが、うつ病を発症する引き金になるのです。

特に女性の場合、心理社会的要因の影響が大きくあらわれます。

男女平等とはいえ現実的には男性社会での不平等感を感じ、能力や努力ではどうにもならない問題も沢山あります。

また結婚や出産等は生活を180度変化させます。

独身を通すならそれはそれで親や周囲からの風当たりもあり、将来への不安が強いでしょう。

ただ、ストレスに対応する能力には個人差があります。

生真面目な人、几帳面な人、正義感や義務感が強い人、否定的な考え方の人、などはストレスに弱くうつ病になりやすい傾向があります。

これに男女差はありません。

もし自分がストレスに弱いタイプならうまく気分転換できる方法を見つけることが大切です。